もうすぐ今年も終わるという事で
2008年を振り返る事にする。
とはいえ例年どおり大晦日も仕事を
していたらいつの間にか新年だろうとは
思うが...
私にとっての2008は凶に始まり凶に終わる
というなんだかうやむやな一年。
ことごとく不運に見舞われたような...
振り返るとブルーになりそうなのでやっぱり
やめておこう。とりあえずたくさん作った。
とにかくリホームも終わったし装いも新たに
来年に突入という事で。
来年の目標はとくに無いが、
「個性絶対の三味にふけり、そして才能のある者の
特別な権利を社会に要求しようというアーチストたちへ
ではなく、社会へは労働以外のもので、なんの特別な要求をなさず、
そしてよい作品を作るために忠実でいようと
空想的な心がけに働いている友人たちの心へ物語ったのである。」
今和次郎著 考現学入門 ブリキ屋の仕事
より抜粋。
リホームをしている最中からずっと引っかかっている。
わたしはこんな人になりたい、と思った。
とにかくみなさま来年もよろしくお願いします。
2008年12月30日火曜日
(写真:東北道どこかのP.Aの男性用トイレのアイコン)
新年に向け写真を整理中。
主にリホームのアーカイブを作るため。
ビフォーの様子を見ると自分でもかなり
ビビる...ほとんど「スナック道」の事を
忘れていたがそういやスナックだったと
改めて思った。今回の「プロジェクトリフォーム」
では一時間に一枚記録を行う活動であったが
(忘れている事もある)これはきっと老後の楽しみ
になる。来年の予定にも組み込まれているこれらの
まとめ作業はいまから楽しみである。
そんな中すっかりとその存在を忘れていた写真を
発見。確か東北道どこかのP.Aで撮った写真。
男性トイレの「男性用」を示すアイコンである。
アイコンというにはその背景に様々なドラマが
組み込まれていて私の手は無意識のうちにシャッター
を押していた。
画面右の男性と思われる描写であるが
その背中には彼の歩んできた道を物語る何かを感じずには
いられない。ポケットに手を滑り込ませ北風に向かって
歩き出すその姿に私はダンディズムを感じたわけである。
男には行かなければならないときがある。
何も顧みずただただ約束を果たすためだけに
男の足は北へ向かうのである。
そして画面左下に注目してみる。
この三角は一体なんなのか...
信じたくない。これが便器だとは信じたくない...
2008年12月25日木曜日
2008年12月21日日曜日
池袋(用事)→AKB(買出)→新木場(用事)
→小金井(用事)→昭島(買出)→福生(リホーム)。
結構な強行スケジュールであった。
今年一番の行程だな、これわ。
というわけで第一工期終了。
撮影が楽しみでならない。晴れろ!晴れてくれ!!
しかし楽しみな反面やはり作品の完成というものは
寂しいものでなんとなく自分の手を離れるような
手塩にかけた娘が嫁ぐような感じ(経験無いが)。
終了といってもまだ第一工期のみ。
まだまだアイデアはあるわけでこれからマイ工場が
どうなっていくのか自分でもわからない。
とにかく来年もまだまだ続く...
今回のリホームで感じた事は外で作業していると
やたら声をかけられる。犬の散歩のおじさんだったり
植木屋さんだったり酔っぱらいだったりおばちゃんだったり
外人さんだったり...今回一番うれしかったのは(というか今日..)
某Yマト運輸のいつものおじさんに「キムラさん器用だね〜」と
声をかけられた事。いつも不在がちでそれでいて
メール便一つの集荷を頼んだり...
なのでてっきり嫌がられているもんかと思ってたが
そんなことなかったみたい。あー良かった..
そんなわけで23日!KSSA4649!!
→小金井(用事)→昭島(買出)→福生(リホーム)。
結構な強行スケジュールであった。
今年一番の行程だな、これわ。
というわけで第一工期終了。
撮影が楽しみでならない。晴れろ!晴れてくれ!!
しかし楽しみな反面やはり作品の完成というものは
寂しいものでなんとなく自分の手を離れるような
手塩にかけた娘が嫁ぐような感じ(経験無いが)。
終了といってもまだ第一工期のみ。
まだまだアイデアはあるわけでこれからマイ工場が
どうなっていくのか自分でもわからない。
とにかく来年もまだまだ続く...
今回のリホームで感じた事は外で作業していると
やたら声をかけられる。犬の散歩のおじさんだったり
植木屋さんだったり酔っぱらいだったりおばちゃんだったり
外人さんだったり...今回一番うれしかったのは(というか今日..)
某Yマト運輸のいつものおじさんに「キムラさん器用だね〜」と
声をかけられた事。いつも不在がちでそれでいて
メール便一つの集荷を頼んだり...
なのでてっきり嫌がられているもんかと思ってたが
そんなことなかったみたい。あー良かった..
そんなわけで23日!KSSA4649!!
2008年12月20日土曜日
(写真:スナック道看板)
リホーム第一工期大体大詰め。
残すは照明とテント上についてる看板。
照明は明日施行予定。
問題は看板...
「スナック道」最後の香りである。
こんなに高いところにあってそのうえ
私と同じくらいのサイズの看板をナントカ
出来るのだろうか...はしごをかりるか足場を
組むか。
まあこれは来年でもいっか...
きっと焦ると怪我するし。
来週撮影予定。キャメラマンにKESSA
を迎え撮影に臨む。いやー楽しみ。
本日作業中「スナック柚」から吉幾三氏の
リフォームの歌が聴こえた。いい歌だな。
それと関係ないけどお米の研ぎ方を初めて
ちゃんと知った。今までめんどくさいので
研がずにそのまま炊いていたが
ちゃんと研いだ方が確実にンマイ。
2008年12月19日金曜日
やべーcoolすぎる...
自分で言うのもナンだが。
KIMURAロゴ計三個、まるまる一日かかった。
最初の一つを塗り終わって気がついたが
唐突にこれは「アート」だと思った。
こうやって書くとかなり安っぽく見えるのと
「君ね、それは違うよ」と言われれば
「あ、そうですか...すんません」
というしかないのであるが
ここ最近「アートとは何だ?!」という事を
ずっと考えていた。それを職業にすべく学校に
行き、年間何万人(?)もの卒業生を出す
美術大学や専門学校があるにもかかわらず
それを職業に出来る人間はほんの一握り。
というよりおそらく数人くらいでは無いだろうか。
ここまで非効率的なものが学校として成り立って
いることに疑問を感じてきた。何かしらそれに
近いところやそれを生かす職業に就くものが多いが
それならばもっとそちらに特化した方が
世のため人の為になるとも思う。
特に現代アートやメディアアートと呼ばれるもの
は4年間勉強してそれから4年くらい考えてきたが
正直よくわからなかった。
わからないというか「これがそれです」的な
セオリーが無いためか勉強不足かはわからないが
とにかくそんな実体のないものを求めるのに
ほとほと嫌気がさしていて、だったら「アート」
にしようなどと考えずに今年の制作をこなしてきた
つもりではあったが今日ロゴをペインツしてみたら
自分の中の「アート感」はこれだと確信した気がする。
塗料を吹き、マスキングを慎重かつダイナミックにはがす。
その瞬間にそこにいつもあるはずの
現実味が完璧なまでに無くなった。
これが自分の中の「アート感」。おそらく...多分。
とにかくこの師走の慌ただしさを感じる今日このごろ、
今日まで生きててよかったと思うわけです。
2008年12月16日火曜日
野良猫がちょっと戸を開けたスキに
家に入ってくる。
いつもは絶妙な間合いを取っているくせに..
よほど寒かったらしい。すぐ出て行ったが。
まあ来るもの拒まず。
隣の「スナック柚」のスタンド看板のメンテ
を引き受ける。蛍光灯の交換。
まあ一応電機屋なので来るもの拒まず。
リホーム大枠はだいたい片付く。
大幅なカラーリング変更を受け
工場にしてはオサレすぎたかもしれない...
まるでオサレカヘである。
まあいっか、セレブ主婦が入ってきたら
私の勝ちだな。
一つしくったのは入り口引き戸の塗装。
油膜凄すぎ!あんなに洗ったのに...
これもそのうちやろう。DIYにおいて
必要な事は全体感。デッサンと同じ。
ペンキ作業がだいたい終わり残すは
グラフィティである。
シャッターとショーウインドウ。
とりあえず計三つ特大ロゴをペインツする。
ここからが腕の見せ所である。
そろそろ〆切が迫ってきた。
ベンジャミン再び
今日もリホーム。
当初の予定と違って白を基調とするも
選挙事務所みたいになりそうなので
急遽変更。フローリング用板材がかなり
余っていたので北米風にシフトチェンジ
する。張ってみた感じかなりラグジー。
そろそろ年賀状がネタバレするので写真は
控える。
トイレもついでにリフォームしたが
かなりの高級感を実現!でもこれは発表
しない..
一服のため外に出ると真っ黒い人がこっちに
向かって手を振っていた。
「ガーナのハイエナ」の異名を持つ廃品回収屋
ベンジャミンである。夏にうちにあった廃品
をごっそり持っていき「何カアッタラ電話シテ!」
と名刺を渡されるも電話がつながらず強制送還に
でもなったのかと思っていたが違ったらしい。
なんでも会社を辞め独立したらしく
相変わらずうちの廃品をまたごっそり持って
かえった。リサイクル料のかかるものまでタダで
持ち帰るスタンスは助かるがその辺に捨てている
のでは?といった不安を孕んでいる..
でも口癖は「大丈夫、大丈夫オレ永住権アルシ!」
「オレ日本デ悪イコトシテナイ」である。
まあいっか...そんなベンジャミンに幸あれ。
当初の予定と違って白を基調とするも
選挙事務所みたいになりそうなので
急遽変更。フローリング用板材がかなり
余っていたので北米風にシフトチェンジ
する。張ってみた感じかなりラグジー。
そろそろ年賀状がネタバレするので写真は
控える。
トイレもついでにリフォームしたが
かなりの高級感を実現!でもこれは発表
しない..
一服のため外に出ると真っ黒い人がこっちに
向かって手を振っていた。
「ガーナのハイエナ」の異名を持つ廃品回収屋
ベンジャミンである。夏にうちにあった廃品
をごっそり持っていき「何カアッタラ電話シテ!」
と名刺を渡されるも電話がつながらず強制送還に
でもなったのかと思っていたが違ったらしい。
なんでも会社を辞め独立したらしく
相変わらずうちの廃品をまたごっそり持って
かえった。リサイクル料のかかるものまでタダで
持ち帰るスタンスは助かるがその辺に捨てている
のでは?といった不安を孕んでいる..
でも口癖は「大丈夫、大丈夫オレ永住権アルシ!」
「オレ日本デ悪イコトシテナイ」である。
まあいっか...そんなベンジャミンに幸あれ。
2008年12月12日金曜日
(写真:植木屋さん)
親指を怪我した...
幸いたいした事は無かったがあと10mmずれてたら
指に穴開いていた...それより無くなってたかもしれない..
あぶねー
普段は必ず手袋をしているのだが
たまたましなかったらこれだ。
一応「安全第一」をモットーとしているので戒めに
記しておく...
そんなわけで今日はモノが握れないのでライトな
作業に切り替える。リホーム必須項目のペンキ塗り。
とりあえずテント看板を無地にしてみる。かなり
汚れがヒドかったがここは欧米方式でそのまま
塗り込む。単純作業の割に自分の中に内在する
ストレスが晴れやかになっていく気がした。
おそらく塗るごとに白く無地になっていく
テント生地のせいだろう。
すっかりハマりだした頃,何件か隣の植木屋さんに
「あんた看板もやるんかい」と声をかけられる。
そんなこんなで二人とも作業をサボりつつ雑談。
どうやらこの方むかしはエンジニアだったらしい。
74歳らしいが子供の様に笑う人だった。
某F重工でエンヂンを作っていたらしいが金属に
ついてやたら詳しく、スプリングの作り方を
教えてもらったのでこんどやってみよう..
砂でなますとは知らなんだ...
2008年12月11日木曜日
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