2010年8月6日金曜日

先日アネスト岩田キャンベル社fx2200が故障。
なんか最近エアーの貯まりが悪いなーなんて
だましだまし使用していたがとうとうすかすかに。
という事で分解してみるとピストンの圧縮を掌る
ピストンリングが溶け出していた。
オイルレスに使われるピストンリングはオイルを
使用できないためコンポジット樹脂などの耐熱、
高滑に優れたもので出来ているらしい。
という事でメーカーに部品を注文してみるが
まさかの門前払い。
「プロ用製品ではないので壊れたら買い替えてください。
パーツはモーター一式からしか無いんですよね〜
有償修理ですけど」的な事を言われ正直耳を疑った。
一応6万もする高額商品である。そんなもんおいそれと
買うわけにはいかないだろう。
どうやらキャンベル社と提携しこのシリーズを出しているため
部品供給を細分化する事がコスト高になるらしいのであるが
市場拡大の為のグローバル化はやむを得ない事だし
そのために安価な製品が出回るのは消費者にはありがたい
ことである。しかしながら企業としてこんなんでいいの?!
と思う。
昨今の傾向は直すより替える。壊れたら捨てる。
確かに世界中で部品を全て供給するのは大変だ。
しかし日本製品の強みは部品供給も含めた堅牢な製品供給
ではないのか。そしてそのものづくりに対する堅牢さを
世界が認めたのではないか。
世界に進出する事の意味を問う時がきているのでは無いだろうか。
その企業が積み重ねて来た信頼という
ブランドをグローバル化によって下げても良いのだろうか。
世界が認めた日本の技術、姿勢は何よりも優先しなければ
ならないのでは?
最近自分のひいきのメーカーが変わってきている現状が
どうも歯がゆい。これが21世紀なのか..。

1 件のコメント:

Yuri さんのコメント...

すごくわかる。