2010年10月20日水曜日
(写真:foot boyクランクシャフト)
という事で試作を再開。
今回のキーワードは
●クランクシャフト
●クラッチ
●フライホイール
要は人力である程度のトルクを発生させてフライホイールに充填、
その力を一気にクランクシャフトへ伝達し爆発的なトルクで
一歩踏み出す、というもの。
とりあえずφ12の磨き棒を溶接してみた。
寸法は若干ユルいけどこういう棒をカクっとつなげた造形は
自分好きみたいです。
というより棒を繋げまくったものってどうも昔から好き。
それで木製リンクで動きを見てみる。
多分コレが実寸でいて心臓部になると思われる。
ココに足を追加する予定。
これをもとにもっかいスケッチでつめる。
今回は製図よりスケッチのほうが具合がいいと判断してみる。
スバル360開発部のリーダー百瀬晋六氏の言葉、
「先に絵を描け、感じの良い絵は良い品物になるんだ。」
百瀬・晋六(1919~1997)
(写真:フットボーイ心臓部)
2010年10月16日土曜日
(写真:yamakawaさんのアトリエ)
ここ一週間くらいヘンテコ機械を作っていた。
一つは山川さんの動く人工呼吸器。
愛知トリエンナーレでの自走機部分を制作。
久しぶりに人のアトリエに出向いたけど
自分のとこと違う工場って面白い。
アトリエってのはその人の培ってきた
活動が反映されているので興味深い。制作も
意外にうまくいったので安心。
あと自分が思っていた以上に山川さんナイスガイだった。
もう一つはイリュージョン仕事。
ネタバレするので内容は伏せますけど、
15mmのストロークから65mmのストロークを
作った(正確にはまだ出来てないんだけど..)。
動きを拡張するって意外に大変..。
でもまあうまくいきそうなので一安心。
明日かたをつける予定!
それと月末に高知で漫技ボーイズまさかの復活!
OTOTO音楽祭!
その前日に「ハイビスカス」という居酒屋(?)で
公開リハーサル行います。
近くの人は是非来てください!
↓以下イベント情報です。
名 称:第17回移動高新 ふれあい高新in中土佐
「久礼のみなとのhama-yashiki ototo音楽祭」
趣 旨
中土佐町ではこれまで町の活性化として久礼新港で過去2回イベントを開催、このノウハウをいかし、ふれあい高新でも音楽ステージ中心のイベントを展開する。コンセプトは「町の基幹産業である第一次産業や、これまでの鰹之国というイメージを大切に守り育てながら、新しい顧客層開拓と若者が魅力を感じられる、また若者が集い育つ拠点の創造」とし、これにふれあい高新の魅力(報道・紙面展開)をプラスしてイベントを開催する。
※補足:ふれあい高新とは
毎年県内の市町村と協力し、移動編集局を開設、そして当地のニュースを重点的に報道することで地域の再発見を目的としているイベントである。開催期間中はさまざまなイベントや紙面展開で地域を盛り上げる。
日 時:平成22年10月30日(土) 10:00~19:00
場 所:中土佐町久礼新港 特設会場
(高知県中土佐町久礼字新湊8645 久礼新港)
入場料 :無料 雨天決行、荒天中止
出演者:THE JUKEBOX/THE Rockats/THE BIG FAN LADY/
フォルテッシュアカンパニー/漫技ボーイズ&まさひろくん/宇宙人
swan/ミステルズ/ザ・たこさん/デハラユキノリ&金子ナンペイ/
う~み/城戸けんじろ/リクオ/山口洋
注意事項:出演者、出演時間は変更になる場合があります。
喫煙場所は所定の場所でお願いします。
場内にはロッカーなどございません、荷物の管理は各自でお願いします。
駐車所は会場内の臨時駐車場をご利用ください。
未成年者、車を運転する方の飲酒は法律で禁止されています。
また飲酒運転は法律違反ですので、絶対におやめください。
会場内・外での事故、盗難などは主催者では一切責任を負いません。
問い合わせ:高知新聞企業 事業企画部
℡/088-825-4328 e-mail/event@kochi-sk.co.jp
2010年10月11日月曜日
(写真:自作ツール たち)
いろいろツールを自作してみた。
画像左からブローチ、バイススライダ、スロアウェイバイト。
いよいよキー溝を彫るべくブローチを制作。
どうやらスロッターとブローチってのがあって
スロッターは刃が一個だけついていてちょっと
削ってはコンマ何ミリ送りの繰り返しで彫っていくもの。
ブローチは刃がいくつもついていてだんだん刃の高さが
あがっていって一発でキー溝がほれてしまうというもの。
スロッターの方が作るのは容易だがなにせウチには
コンマ何ミリ送る為の機械が無い。普通はフライスや
クロステーブルなんかを使うみたいだけどそいつは
出費きついやという事で、(先日新KIMURAカーが
エンヂンブロー、高額修理のため今年は要節約)
「ブローチ」を作ってみた。
しかしながらどうしてもy軸方向のフライス加工が
必要であったためバイスをがた無く送るジグを制作。
それが写真の「バイススライダ」
↓コレ
(写真:ボール盤にてミーリング)
ボール盤にエンドミルを加えて
手押しで切削。意外に成功。
構造上そんなに精度は高くないと思うけど(±0.5くらいか??)
それ以上の精度を求めるならフライスで。
という事で気にせず。
写真を撮り忘れたのでざっくり図解。
(図解:これがブローチだ!)
ブローチはダイヤモンド砥石のハンドグラインダで成形。
ほんとはNCフライスとかでやるらしい。
アルミでやってみた感じ結構切れる。
鉄がいければ万々歳であるがこれは焼き入れで
うまい事いけるかも。
今までキー溝加工って
糸鋸で切ってヤスリで仕上げてたから
数時間作業だったけどコレがあれば5分。
ブローチ刃の制作は熟練で何とかなると思う。
留意点は逃げ角とすくい角。まあこれは全ての刃物と同じ。
という事でレビューにもなってないレビューおわり。
2010年10月6日水曜日
(写真:footboy脳内イメージ)
いよいよ新作「フットボーイ」に取りかかっている。
機構実験は済んだしその比率をもとに図面に起こして
CAD化してみるもなんか違う..。
という事でいったん試作制作はおいてもうちょっと
脳内イメージを探る事にした。
何となく手が動かなかった理由がわかったわけだけども
「CAD」ってやつは実世界の寸法や基準、常識といった
リアルを扱う為のものでいて材料の計算やレイアウトを
考えるのには何とも都合よく出来ているけれど
脳内のへんてこな規格を扱うには若干分が悪い。
よく考えれば当たり前なんだけど要は今ある材料とか
資源、ノウハウで確実に物体にする為のツールであって
これを用いるのが早すぎると脳内のナゾ部を具現化するのに
消化不良を起こしてなんか違ったものになるのではないかと..。
それでなんか違うなーという感覚があったみたい。
脳内へんてこを扱っている割にはあまりにも失敗を恐れて
頭が固くなっていたようです。
閃きを扱う商売は楽しちゃいかんという事。
こんな事を思ったのは珍しく散歩をしてみたから。
いつもと違う景色が見れるもんだ。
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