2009年1月30日金曜日
(「フォテト」フレーム部)
WAKAO氏の作品「フォテト」の打ち合わせ。
溶接において新しい手法を試してみる。
画像ではわからないがなかなか良い。
ただしやっぱり溶接機に限界を感じる。
ほしいなー半自動。
この作品を作っていてこういうアプローチの
仕方もあるんだなと思った。
それは自分の作品のそれとは異なるがなかなか
面白い。私が制作していてもやっぱり発案者の
アイデンティティは節々にあってなんだか
不思議な気分。「そうか、アートってのはこういう
ことなのか」と何となくこいつの制作を介し
感じる。そしてますますアートというものが
わからなくなってくるがまあ気にしないように
しよう。きっとそれは千差万別でいて無限に
あるのだから。
2009年1月28日水曜日
(KIMURAカー ルーフキャリア取付後)
やっぱり見た目以上にならない...
完全に職人車だなこれわ。
とはいえこれで4m級の長モノも運べる!(4mは言い過ぎた)
今後の活躍に期待しつつ次の改造ポイントを
考える。まずは左スライドドア下部のへっこみ。
これは直したい..
しかしフレームまで引っ込んでいるのでちょっと大変。
そして色..やっぱりシルバーはいただけない。
シルバーをチョイスしたのは汚れが目立たないからです
と自分の車への愛情を全否定しているような
横着なイメージがどうもしてしまう。
オールペソしたい。白がいいな、商用車だし。
工場となりのハッピーさんの友人、WAKAO氏の
作品制作を最近手伝っているのでキャリア取り付け後
仕事にかかる。薄物の溶接。なかなか良い出来。
しかしダイブ疲れた..やはりウチの溶接機では
薄物はつらい。
作業において失敗の出来ない作業や後戻りのきかない
作業をするときに昔から心の中で「南無三」と
つぶやく癖がある。
通称「南無三作業」と名付けているが
この作業を行うとなんだか寿命が縮むような気が
していて自分の寿命と引き換えに作業の成功を
提供してもらっているような..そんな気分。
多分それは普段より無意識に集中力を高めているため
作業後足腰がガクガクするくらい疲弊してしまうからだろう。
「ブラックジャック」がオペ後にソファーでイビキを
かいて寝ているさまによく似ている、と思う。
最近PCにSDカードを入れるとどういうわけかiホトが
立ち上がるようになった..何故?!
だれか立ち上がらなくする方法を教えてください..
とか言ってみる。
2009年1月27日火曜日
(スバル社純正ルーフキャリアー)
ものすごく久しぶりに風邪ひく。
ここ数年は風邪をひいても休む事が出来ないためか
全く無縁であったが気がゆるんだらしい。
なので二日間寝たきり。「休むのも仕事」という
名言のとおり集中して寝てみた。
安静にしていると治るもんだ。みるみる治って
いくのがわかった。生き物ってすごい...
とはいえいろいろ作業はあっておちおち寝てられないので
ちまちまと枕元でデジタル作業をこなす。(主にニャフオク)
次の出張用にスバル社サンバー用ルーフキャリアを
落札。純正6マン中古2.5マンという高額商品。
自分で作るかと考えていたが風邪ひいたこともあり
時間ないしまいいやと購入。
しかしながらこいつは買って正解だった。
いざ実物をみるとでかい...そしてかなり手のこんだ作り。
これは6マンでも安いわ。
下手に自作すると地獄を見るタイプのものだな。
明日実装予定。
車の改造ってどうしてこうも胸おどるのか。
でもこれは多分、見た目以上にはならないけど...
2009年1月23日金曜日
2009年1月22日木曜日
(写真:名古屋生まれのミニヤンセンとカミノイド1)
二台とも完成。デザインは後々もう少し詰めるとして
かなり動きは改善された。
しかしシビアだ。1ミリ単位の修正で驚くほど
動きの大きさが変わる。「紙」恐るべし。
ミニヤンセンに至っては折り方においても
熟練が必要...こんなに難しくて売れるのだろうか..
感覚で言えば昔AKBで売っていた1c㎥ラジオ
キットくらいだと思われる。ちなみに私は以前
そいつの制作に失敗している。
さて次はどんなやつを作ろうか。
この部屋にはラジヲが無くituneにも音楽的なもの
が何も入っていないためテレビをつけながら
終日作業をしている。まず驚いたのが地デヂ...
画質が凄すぎる。自宅は死亡寸前ブラウン管なので
この落差に驚いた...確かに毛穴は見えると感じる。
しかしそのためのメイクも丸わかり。これは
テレビに出ている人は恐怖だな...ただ少し思ったのが
昔はブラウン管によって肌の質感がまるで違っていた。
何となくテレビに出ている人は自分たちとは違う
世界の住人なのだと幼心にぼんやり感じていた。
ブラウン管に覆いかぶさる丸みを帯びたガラスの
向こうはまるで違う星の様にきらびやかで
嘘一つないこちらとは別の世界だとどういうわけか
思っていた。それはおそらく電波とドットとガラス
というフィルターを通しそれに濾過され
情報がやんわり劣化し結果洗練されていたのではないか。
地デヂ&液晶テレビにより格段にその情報量は増し、
まるで本当にそこに人がいるかのようなリアルな
映像が配信される世の中になったのだがそれに比例して
私の目にはどういうわけか全ての情報が嘘くさく陳腐に映る。
ここ二日間放送されている内容は
「不況」「バラエティ」「オバマ新大統領」。
驚くほどこの「100年に一度の不況」について報道されていて
この先大丈夫か?!という印象以外受けられない。
生産者や技術者たちのコメントを聞いているとこの
どうにもならない感はひしひしと伝わってくるし
ひと月の運転資金が無いために世界に誇れる技術を
発表できずに倒産の危機を抱える企業もいる。
かたや隣の国では飢饉や戦争に脅かされ、子供の病気も
どうにもできずただ最後のときをじっと待つばかりなんて
一体どうなるのか現代社会と思えてくる。
金が金を動かす現代の仕組みなんてそもそも
何も生み出していないわけだしマネーゲームにより
生活や技術開発に危機が訪れるのはおかしな話で、
ある意味戦争よりたちが悪いのではないか。
以前は「ブラウン管」というフィルターを通し濾過
された情報によりまだ「対岸の火事」ではないが
多分テレビの向こうはちがう世界できっと
ここまではヒドくならない的などこか楽観的な
「がんばればまだ何とかなる感」があった気がする。
しかし高解像度映像配信技術の飛躍的な向上により
今テレビでやっていることはすぐ隣の家で起こっている
ことのような危機を感じずにはいられないのである。
「もうどうにもならない、あきらめよう」みたいな
情報が大量に高画質で公然と放送されていて昔の劣化情報
にならされた私の目にはどうも全てが嘘くさく見えてしまう。
まったく救いの無い悪い夢か幻かをみているような
不吉な気分である。
せめてもの救いは超大国オバマ新大統領就任で
オバマ氏の就任によって何か変革がおこるのかは
わからないがこのタイミングでこの人物の登場は
何か期待するものを感じずにはいられない。
規模はまるで違うが小泉元総理の就任時の日本の
彼に向けた期待感ににてるような後光のかかり方で
結果はどうあれ、せめて一瞬でも未来に希望を持てる
ような人物や出来事はきっと後押しした方が良い。
彼の就任により子供たちまで泣いて喜んでる姿
をみて私の目には涙が流れる。
小さな島国でぬくぬくと生きてきた日本人には
きっと想像もつかないほどどうにもならない困難や
逆境を幼くして受けているのかもしれない。それでもなお
この出来事によって何とかなると希望を持つという
ことは必ず生きる糧になる。
「希望」というキーワードは私の中でブラウン管テレビ
の減少とともに一緒に無くなりつつあるような感覚
をうけていた。これは単に私のティーンスピリッツに
関与しているだけかもしれないが「古いもの」や「レトロ」
なものにはその時代の豊かになろうだとか
がんばって生きてこう的なパトスをどうも
幼い頃から感じ取っていてそれが現代のものには
なんだか感じる事が無くなっていた。単純に目が
肥えたのか成長したのかはわからない。しかし普段
まったく役に立たないものを作っている身としては
いままで社会に引け目を感じていた部分もあるが
今自分が狙うべき方向はここだな。
子供に希望を与えるのは大人の義務だと
歴代初黒人大統領就任の歴史的瞬間に垣間みたわけです。
2009年1月20日火曜日
2009年1月17日土曜日
2009年1月15日木曜日
(左からミニ・ヤンセン試作機2,3,4)
以前作ったピカウサギ1/1を修復。
FRPで縮んだスタイロに紙粘土をあて、
整形してゆく。今度は大丈夫だろう...多分。
その後スケッチを描きまくる。
なんだか絵がうまくなってきた気がした。(自画自賛)
しかしパースペクチブの認識が甘過ぎ。
やはり毎日描いてないとだめだな。
そして問題の「ミニ・ヤンセン」
トルクの低さをカバーするためオリジナルの
ヤンセン氏の構造から若干機構を変更。
まあこのくらいは許容だと思う。きっと
ヤンセン氏も許してくれる...
ダイブ動くようになってきた。
が、「2gの壁」がどうも超えられない...
さすがにこのサイズだと相当に重量バランス
がシビアである。そして自重が軽すぎるため
リアの足がグリップしない。こいつは参った。
2円をのせるとよく動く。あと2g分なんとか
しなければ。
こいつはバランスで何とかなる問題なのか。
こんなときはケーメン先生と士郎先生に
なりきってみる。
「もしも神様がいるならば、この問題は
ここにある機材、材料、資源で解決できると
確約してもらいたい」
ディーン・ケーメン
「ナチス軍はタガネとヤスリで
何でも直したんだ、戦車とか...」
高橋・士郎
もすこし試作を続ける。
ゼンマイの巻き過ぎで指が痛い...
2009年1月14日水曜日
2009年1月13日火曜日
(写真:ミニ・ヤンセン試作機1)
試作,打合,試作,打合
ダイブ組み立てやすい設計にはなってきた。
形もそれっぽくなってきた...が、
動かん...。
ゼンマイのトルクに対しボデー剛性が
オーバースペックなのとリンクの組み合わせ
がまだ不十分なのがおそらくの原因。
紙を薄くするのがいいのだろうか...
もう少し試作を続けよう。
クランクへの取り付けは今年一番の良い仕事
をしたと自負している。
ここ数日打ち合わせがいくつか入っていた。
そんななか感じたが「言葉」は難しい...
自分の言いたい事や伝えたい事が100%
伝わっていないことがわかっていても
どうにも出来ない。自分のなかでは道理が
行っているわけでなぜ伝わらないのかが
わからず。おそらく話のうまい人は様々
な道筋をたていろいろな方向から話しの
輪郭を構成してゆくのだろうが、どうも
私はそれが出来ない。日本語というか
「言葉」はムズイ。
特に自分の作品に対しそれは顕著で
自分もとりあえずそれを作ってみて
出来上がった後に考察をするという方法を
取っているので正直わからないところが
多い。しかしながら考察を重ねるとその
出来上がったものから自分のことが私以上に
表される事が多々ありなんだか自分とは一体
何なのかと考えさせられる事もしばしば。
一体自分が何を考え、どういう事をしようと
しているのか必ずしも自覚しているわけでは
ないのだとなると一体「私」を動かしている
ものは何なのかと夜も眠れないわけである。
とはいえ作品のテーマだとかコンセプツだとか
「そんなの後付けでしょ」なんていわれたら
「そうかも知れません..」と言うしか無いが
言葉だけで事足りるならばわざわざ無駄な
労力を使って何かを作る必要は無いわけだし
脳内でくすぶっている早く物体になりたい
奴らを私の眼前に具現化しないと布団にコーラ
をぶちまけて一週間寝起きするようで
気持ちが悪い。日常生活のなか、早く物体に
なりたい奴らは頭の片隅にうにゃうにゃと
こびりついてきてスキあらば私を働かせようと
してきて本当に気でも違ってしまったの
ではないかと思われる時もありこんな不便な
性格はナントカしなければと思うのである。
とにかく未完の作品が結構あるのでそいつらを
この世に出したいとおもった。自分でもよく分からない
のにそれを他人に伝えようなんてのは
おこがましい話しでまず自分というものを
なんとかしたいと珍しく一念発起してみる。
2009年1月11日日曜日
(写真:ミニヤンセン試作機)
ゼンマイの試作。
チマイ...。かなりのチマさ。
どうやら話題のテオ・ヤンセンが日本で展示
するらしい。私もあのデカイの引っ張りたい...
ということで歓迎の意も含め(?)
ヤンセン氏お得意の4節リンクをゼムマイに
組み込んでみる。
名付けて「ミニ・ヤンセン」..
と、意気込んでみたもののあまりの細かさに
心が折れる寸前。しかもゼムマイのトルクの
か細さによりボデーを大きく出来ない。
これはちょっと早まりすぎたかもしれない。
難易度でいったら最終章かも。
なにせリンク部分がうまく折れない。
うーむ、うまくいくかな...もう少し試作を
続けてみよう。
プリンタが無線になった事で作業の能率
はすこぶる向上している。
2009年1月10日土曜日
(写真:カミノイド1)
出来た!「カミノイド1」と名付ける。
ノイド、ロイド、正体不明な感じがイイ!
どうやら「oid」というのは「もどき」という意味らしい。
へー
制作四日...結構かかるな。
前に三井さんが「これ作るのに〜ヶ月かかったよ」と
言っていたのを聞いたけど確かにそうだ...
重量バランスの詰めとデザインの詰めを平行したら
確かにそのくらいかかると思った。
これに関してはもう少し詰められる気もしているが
多分これでオーケーなはず。とにかく今は数を
こなしていきたい。きっと何個か作って
こいつを見たときに改善点があればまた直す、
で良いと認識している。
次はもっと小さいモノを作る予定。
動力はゼンマイ。あー楽しみだー。
明日、明後日は別件打ち合わせ。
よく考えたら久しぶりに人に会うな...
2009年1月8日木曜日
(写真:カミノイド1試作機)
試作中。
動きは良くなってきたので次はバランス。
なんだか形がいつもの2足自走機化してきて
いるが気にしない。リンクを用いている事で
動きはかなりキュートになってきている。
案外、紙によるリンクは耐久性がある。
湿気に弱いのが難点であるが、駆動部を
紙リンクにする事で紙以外の部品が殆ど
いらない利点がある。
今のところ紙以外で使っているものは
クランク2ヶとタッピングビス2ヶのみ。
何となくこのシリーズの手応えをつかんだ。
どんどん作りたい。早く次のものを。
が、自分の工作センスの低さにがっくり
きている。リンクを扱える人は天才だ...
「カミノイド1」、明日完成させたい。
脳内にアイデアがあふれているうちに。
2009年1月7日水曜日
写真:カミノイド失敗作1
試作中。
なかなかうまくいかない...うーむ。
紙で動く二足をとりあえずのテーマにしてみる。
と、言うのもこういう形にしようと考えて
その通りにしようと設計しても動きが微妙だったり
バランスが微妙だったり。とにかくリンクを
面白く動かすことを念頭に置いた方がきっと
正体不明なものが出来て面白いと結論。
生き物をモチーフにするのではなく生き物
を作り出す感じ。
そういえばそうだ。ロボットにモチーフなど
必要ない。「妖怪」を作ればいいだけの話しで
アプローチはsodaplayと同じ。
しかしながらこんな事をして何になるのだ的な
感覚が頭のどこかで見え隠れしどうも
気が散ってしまう。夜が深くなるほど
その傾向が顕著になるため明日から
早朝始業に切り替えよう。
今のところ全く先が見えていないが明日こそ...
2009年1月6日火曜日
2009年1月4日日曜日
初AKB買い出し。
といっても弟の買い物についていっただけ。
普段足を運ぶ硬派SHOPの数々は
モチロム休業であったが
量販店はビビるくらいの激安セールをやっていて
液晶モニタのあまりの安さに財布のヒモが
溶け出しそうになるも、
昨日の2008財政状況総まとめで受けた
衝撃の余韻でなんとか自分を食い止める。
危なかった。いつもの感覚で行ったら
22インチポン買いだったな...
液晶があの値段なんて凄い世の中になったものだと
帰りの車でしみじみ考えたが
そういえばもう21世紀なのだった。
時代は常に流動している。未来が無いといわれる
この百年に一度の不況の最中、人間腐りがちではあるが
きっとここが正念場なのだと思う。
どんなに過酷な状況下にあっても
人間としての感覚(愛、美、夢)を最後まで持続
できる人はタフネスだとビルケナウ強制収容所の
生存者統計データにもあらわれている。
四面道のアンダーパスを見下ろしながら今年も
受けて立とうと思った。何となくティーンスピリッツ
を思い出したのは今はなき母校と青梅街道のせい。
とにかく明日から仕事はじめ。
今年もヨロシク。
といっても弟の買い物についていっただけ。
普段足を運ぶ硬派SHOPの数々は
モチロム休業であったが
量販店はビビるくらいの激安セールをやっていて
液晶モニタのあまりの安さに財布のヒモが
溶け出しそうになるも、
昨日の2008財政状況総まとめで受けた
衝撃の余韻でなんとか自分を食い止める。
危なかった。いつもの感覚で行ったら
22インチポン買いだったな...
液晶があの値段なんて凄い世の中になったものだと
帰りの車でしみじみ考えたが
そういえばもう21世紀なのだった。
時代は常に流動している。未来が無いといわれる
この百年に一度の不況の最中、人間腐りがちではあるが
きっとここが正念場なのだと思う。
どんなに過酷な状況下にあっても
人間としての感覚(愛、美、夢)を最後まで持続
できる人はタフネスだとビルケナウ強制収容所の
生存者統計データにもあらわれている。
四面道のアンダーパスを見下ろしながら今年も
受けて立とうと思った。何となくティーンスピリッツ
を思い出したのは今はなき母校と青梅街道のせい。
とにかく明日から仕事はじめ。
今年もヨロシク。
2009年1月3日土曜日
2009年1月2日金曜日
登録:
投稿 (Atom)