2012年3月22日木曜日


(写真:KIMオートによるビード)

KIMオートの続き。
微調整を重ねた結果かなり実用レベルまで持って来れた。
スパッタはかなり出ているが、これはフラックス入りの
仕様という事で妥協。
意外にきれいなビードが刻める。(後ろの溶接あとは調整中のもの。)
勝手にワイヤーが出るのとアークが飛びやすいので今後の作業時間の
大幅短縮が見込まれるだろう。先日CO2ボンベをいただいたので
試しにつないでみたらスパッタがほとんど消えた。
そのうち増設しよう。
という事で明日から活用。


2012年3月21日水曜日

(自作ノンガス半自動溶接機 "KIMオート")

半自動溶接機を自作..。
今まで持っていたアーク溶接機にワイヤー送り装置を追加し
半自動化をもくろむ。
(ワイヤーフィーダー案その1)

ワイヤーを挟んでまわせばいいんでしょ的な感じで
フィーダーを設計。
しかしながらこれが思いのほかムズかしい..。
この構造だとワイヤーが滑ってしまいゴムなんかも
ちぎれてダメ。
ワイヤーのような細いものを送るのはかなりのコツが
いる..。ていうか特許取るくらいのものである。

(エアプラズマによる切断)

そんなおりナカダイという会社のイベント「工場ハック
に誘われたので参加。
産業廃棄物を使っていろいろやりましょう的なイベント
だったのでとりあえず半自動溶接機を触りにいく。
(実はこの時点で一度も触った事無い。)

初めて半自動使ったけどこの手軽さはすごい。
スラグも出ないし何より棒を替える必要がない!
エアプラズマも紙をはさみで切るように切れるし
やはり機材って重要と思った..。
今まで自作とガッツでやってきたけどこういう
経験すると外注しようって気になるよねーなんて
考えながら同社のジャンクコーナーを物色していると
偶然にも何か用のワイヤー送り装置を発見。
その場で買って本日組み込み。
それが冒頭の溶接機「KIMオート」である。

いやーついてた。
使用感レビューはまあ気が向いたら後日。
仕事を一気に終わらす為に半自動を自作し始めたが
結局コイツに時間を取られすぎたため本末転倒..。
明日からがんばります。

ナカダイで勝手に制作したナカダイの看板

2012年3月17日土曜日

(ワイヤー送り 断面図)

いろいろ作ってる。
今の課題はワイヤー送りの機構。
特許のページで見る事ができるがなかなかムズイ..。
ていうか買った方が安かったかも..。



謎の看板、『EPHTHAL』



エッチングによるハンコ。



オリジナルラチェット構造用の歯車。
フライスあると便利。