2010年11月29日月曜日


(写真;ひしゃげたパーツたち)

各部の補強を行うため一度バラしてみた。
力がかかる部分は結構ゆがみがきている。
これから補強材追加とクランク変更を行う。
ココ最近一日中、録音された深夜ラジオを
聞いている。理由は面白いからというのが
大半なのだけどもipodに入っているミュージック
にすっかり飽きてしまったのと深夜の1:00~3:00
くらいまでのちょうどいいテンションを維持する
狙いもある。脳の奥底を探るには何となくこの時間
帯がベストな気がしていて朝も夜も深夜ラジオを
かけるとちょうどいい。
ミドルティーン時代に聞いていたラジオをおもに
聞いているのだが何となく感覚もその頃に戻って
来ている感があって良いやら悪いやら。
特に大人としての経済活動や社会活動に対する
気持ちがどんどん薄れてしまってちょっとマズい
気もする。早いとここの作品を仕上げないと危険だ。

2010年11月27日土曜日


(写真:フットボーイ仮組み)

問題のペダルシャフトフレームを制作、そしてチェン、
スプロケットなどの伝達部品を実装。
自転車用チェンのためたるみが半端無い。
簡易テンショナを追加し事なきを得る。
スプロケットにはもちろん先日制作したブローチで
キー溝を彫り込む。
しかし一点のみだと多少こころもと無いため三点にしようか。
造形的にまだ手つかずの部分があるがとりあえず
試運転を行ってみた。
が、ムズイ..。
だいたいペダル2回転に対しクランクが半周。
そして反動で落車。歩幅が大きすぎる。
若干クランク幅が大きすぎたかも。
という事でクランク部の見直しに入る。
今日の実績「二歩」。
それと体重がかかると弱い部分にしわ寄せがくる。
前足クランク保持部と後ろ足スライダ部分が早くも変形。要補強。
成功した点はドロップハンドルにした事。
体重をかけやすい形状なのでペダリングに集中できる。
バイクのセパハンはニーグリップが使えるので安定するが自転車は
そうはいかないのだろう。本当に良くできた形状。
そして「感じの良い絵は良い製品になる」とは百瀬氏もよくいったと
関心せずにはいられない。
なんだかこの作品、自転車の練習をしていた幼少期を思い出す。
最初は全然走れないし何度も転んでこんなの乗れるわけないと
泣いた記憶がある。しかし自転車とは不思議なもので
一度コツをつかむと後はどういうわけかすんなり乗れるようになる。
あのスイッチの入り方は一体なんなんだろうか。
この作品も自転車同様そうであってほしい..。
とはいえこちらはちゃんと走るか誰にもわからず。


(写真:自作ドロップハンドル)

そろそろスタンド作りたい。

2010年11月26日金曜日



という事でスケッチをもとに制作。
足が太くなるといきなりKIMURA式に見えてくる。
スケッチのとおりにやるとどうもステアリング周りが
もっさりしてしまうので角度をつけてみた。
そして高さを若干低くしよりレーシーに仕上げる。
このあたり鉄は切ってくっつけるだけだから楽だ。
鉄粉さえ出なければ毎日使いたい素材なんだが..。
だいぶ早そうになった。
スケールは意外に大きくてZ50Jくらい。
ハンドルを前に押し出すと後ろ脚が踏み出され
手前にひくと前足が踏み出される事を確認。
なかなかいい感じ。
これを念頭に置きペダルと駆動部に着手するのだが、
現在シャフト用にあけておいた穴がφ8。
しかし若干心もとないのでこの穴をもとにフレームを
増設しモウチョイ大きいシャフトを使おうと思う。
それとチェンむき出しの危険性を指摘されたので
チェーンガードの取り付けも視野に入れる。
飯も食わなきゃいけないし睡眠も取らなきゃならない
肉体が歯がゆい..。


(写真:ハンドル部ビホー)

2010年11月25日木曜日


(写真:フットボーイ案1 ストレートハンドル)

フットボーイのスタイリングいよいよ大詰め。
もともとエンヂンで作ろうと思っていてレーサー
ばりに速いマシンを想定していたので前傾姿勢になるように
セパレートハンドルを構想していた。
ところがこれが全く自転車スタイルに合わない..。
自転車に関してあんまり詳しくないので調べていると
どうやらバイクで言うセパハンにあたるものが
ドロップハンドルと言われるものらしい。



(写真:フットボーイ案2)

という事でドロップハンにしてみたら
しっくり来た。かなり見た目は早そう。
こういうのを機能美というのだろうな。
不思議な事に本当にしっくりくる。

(写真:フットボーイ案3 おそらくこれに決定)

という事でこの見た目で決定にしてみようと思う。
いよいよ大詰めです。

2010年11月24日水曜日


(写真;MTM06の風景をネット上から勝手に拝借..)

という事でMTM06終了!
今回edge公開走行テスト、フットボーイスタイリングチェック、
キー溝を彫るブローチの実演などを行いました。
相変わらず写真を撮り忘れたので困っていたら
ネット上に感じの良い写真を発見したので勝手にup。
持ち主の方すみませんが貸してください..。
問題のedge減速比、すこぶる快調!
トルクカーブの一番おいしいところを使えている
気がする。操作感も向上しこいつはいいやと
ぶりぶり動かしていると今まで問題なかった部分に
ひずみが出るわ出るわ。
●問題点
ネジのゆるみ
フレームの湾曲
ボデーの溶接剥離
こんなもんでしょうか??

二日間のテストで問題点はかなり浮き彫りになったので
再度改善を行う予定。肝は剛性より力の分散だと思う。
4回目の出場となったMTMだが、このイベントって
プロの作家が忘れがちなものづくりへの純粋さみたいなものを
思い出させてくれるのが一番のウリだと思う。
奇をてらったり小手先のテクニックに頼るのではなく
これが作りたいから作った!という純粋な姿勢。
こういうのはものづくりの人として忘れてはいかんよね。
という事で来年は個展を開催しよう、と思った次第です。

スペシャルサンクス;かまってくれた方々!!!!

2010年11月17日水曜日


(写真:固定振台)

長ものの旋盤。
芯だしセンターが使えずどうしたもんかと
考えていたところ購入時に固定振台もついてきたことを
思い出した。
使ってみたところこいつは便利。
センター穴あけて芯だしセンター取り付けるより簡単!
もっと早く気づくべきだった...。
だいたいの切り出しと加工は終了。
明日から細部加工、溶接に入る。
いよいよ全貌が見えてくると思うとたのしい。
相変わらず疑問が浮かぶとスケッチで考える作業を
行っている。この作業、自分の脳内最深部を
掘り起こしているようでなんだか気持ちがいい。

2010年11月16日火曜日


(写真:フットボーイフレーム部)

フレーム溶接。
いい感じ、ていうか超カッコイイ!
今のところ自動旋盤を行いながら他の作業を平行していたが
これからはチマい作業になるため旋盤に集中する。
MTMには発注の関係上間に合いそうにない..。
まあ様子見てテストができればいいが。
明日全ての切り出しと加工を終わらせられれば
予定どおり。
久しぶりにスチールで作品を作っているけど
ちゃっちゃと作れて楽だなと思った。
近作でハードに制作した作品は「チビ四駆1/1」に
なるのだが(確か..)樹脂と鉄ってコストの差がすごい。
こっちは今のところ材料費数千円であるがあっちは
シリコン、樹脂、その他と計り知れなくかかっていた。
欠点は工場が鉄臭くなるのと風呂に入らなければ
いけない事くらい。
という事で明日も鉄で遊んでみる。

2010年11月13日土曜日


(写真:フットボーイフレーム材料)

実制作開始。
今回人力という事もあり軽量化をはかるべく
φ22.1mmのスチールパイプを選定。(細い単管)
厚みが1.2mmと薄いため溶接に結構気を使う。
そして要所のパーツはφ25mmの無垢棒。
これを旋盤でφ23にして使う。
(ホールソーに合わせたため..)
意外に削り出しが難儀..。
旋盤は自動送りを使用しながら他の加工を平行。
まあ効率は悪くない。
相変わらず考え始めるとぼーっとしてしまうので
無心で加工をこなすようにしている。

2010年11月12日金曜日


(写真:フットボーイ外観)

めっきり寒くなってきた。
とはいえ今年は200Vエヤコンがあるので
快適。人類の英知は全て使うべき!

寒くなると塗装は乾かないし油は固くなるし
けがはするししもやけになるし..。
昨年はだいたい一週間に一度灯油買いに行ってたけど
これから解放されたのはうれしい。
という事で最近の動向。


(写真:解体された電子レンジ)

●温められない電子レンジの制作。
→マイクロウェーブ部品取り外し。
中身初めて見た。これの特許がNASAって
都市伝説ですよね???
改造したらマイクロウェーブ兵器作れるのでは
無いだろうか...。


(写真:解体されたedge)

●Edge改良
→減速比の変更を試みる。初めてこんなにバラしたけど
やっぱものすごいガッツで制作されている..。(自分だけど..)
ちょうどいろんなネジも緩み始めているようなので
このタイミングでバラして良かった。
いくつかバカトルクで締められたネジあり。
ショックドライバで事なきを得る。
次回MTMで生まれ変わった走行を披露する予定。



(写真:製図とスケッチ)

●フットボーイ
→機構、各部レイアウト、寸法がようやく詰まってきた。
ほんと長かった..。さぼってたわけではないのだが
どうもココに到達するまで手が動かなかった。
今回思ったのは製図って手で引いてなんぼだな。
スケッチをしながら機構を考え実寸で製図を引き
パソコンで寸法計算する。というのが自分には合っている
ようだ。現代ではパソコンで全てまかなえる作業だが
自分の脳だとパソコン上ではスケールがつかめないみたい..。
今まで油が付くから工場で紙類を扱うのは躊躇していたけど
ターポリン紙ひけば問題なし。
そういや父もこんな感じで仕事してたなとふと思った。
20世紀も21世紀も人間はかわらない。
やっぱりちゃんと手で絵が描ける事が望ましい。
という事で明日から立体化していく予定。
MTMが11/20から始まる。

間に合うのかー?!

(フットボーイ機構図)

2010年11月6日土曜日


(写真:ドナドナされるPドッグ達)

という事で久しぶりにペーパードッグを制作。
今回いろいろと紙以外の部品を見直してみた。
とくにフロントシャフトを全ネジからパイプに
変更。というのも構造上フロントに重心がかかると
動きが悪くなるのはINUシリーズで実証済み
なので軽量化をはかってみた。
そのため異常に動きが改善!
相変わらず売るのが非常に惜しい出来映え..。
とはいえそういうわけにもいかないので
みんな向こうで元気で暮らすんだよ、と
声をかけておく。
やっぱり作品が手元を離れるときは何となく
切ない感じです。
この感覚ってどうも全ての自分の作品に通じる
ものだなとなんでか思った。
詳しくはよくわからないがきっとこの感覚が
自分の作品には必要っぽい。なんかつかめそうだ
とおもう今日この頃です。


(写真:三台目KIMURAカー 三菱社 U62V)

高知の潮風をもろに受けていたので洗車してみた。
相変わらずシルバーはワックスかけてもよくわからず。
とうとう10万kmオーバーとなったが先日エンヂンを
のせ換えた為エンヂンはほぼ新品。
10年は乗りたいものだ..。
先日「Paper Dog」が何台か売れたので制作開始。
特注カラー受け付けますので一家に一台どうでしょう??

2010年11月4日木曜日


(確か28日4件目の漫技ボーイズR西、ODA at ぽおる)

ということでOTOTO音楽祭行ってきた。
今回のツアーの流れ
○27日夜出発
移動車の中でアンプつないで練習。
まさしく住めば都、意外にスタジオ練習とかわらん。
○28日高知着
まさかの6件ハシゴ。飲むなーみんな。
○29日
グラフィティの駐車場にてレコーディング。
ナイスなナチュラルリバーブ。
全員そろってのスタジオ練習
KIMURA(G,key)、ロビン西(Vo,G)、
ODA(Bass)、村岡さん(G,Vo),川上さん(Dr)
ハイビスカスにて公開リハーサル。
たくさんお集まりいただきありがとうございましたー。
○30 OTOTO音楽祭本番
物販お買い上げいただいた皆様ありがとうございましたー。
○31
香川で温泉と讃岐うどんをいただきつつ帰宅。
以上
ミュージシャンじゃないけどライブって楽しい!
また呼んでくれんかなー...。

スペシャルサンクス : ハマッチ!!!!