2010年12月22日水曜日


(写真:フッタウェイクランク部品)

久しぶりにフッタウェイを引っ張り出したので
修理、改善。
毎回断裂していた問題のメーンシャフトを
削り出しにて制作。
もっさりしていたクランクを切断、スマートに
溶接。
タンデムシートの取り外し、ハンドルのショート化。
走行確認はまだしていないがとりあえずこれで
不安は解消されたと思う。
現在ハード作品のほとんどを引っ張り出しているのだが
やっぱりココで個展しよう、と思った。
ちょうど2月にイベントが決まりそうなのでそれに合わせよう。
明日からイメージ制作に取りかかる。

2010年12月15日水曜日



「メカ屋の仕事」



いよいよ吐く息も白くなってきて福生の厳しい冬に備えて灯油でも買いにいこうか
という時期の到来である。しかしながらここ一週間ほどほとんど工場にこもりっき
りで新しい作品の制作に取りかかっている状態で外界の季節の変化などおかまいな
しに鉄を切ったり削ったりしている。
ここのクランクの構造は20世紀的な造形だろう。はたまたこのリンクの使い方はど
うだ、かつてこのようなマシン要素があっただろうか、などとぶつぶつ言いながら
空想の中に身を落としてゆく。
久しぶりにハードなマシンを制作していて10年目にしてようやく作業のコツをつか
んだというか、自分にぴったりの制作手順を見つけた気がしてうきうきとして作業
をこなしているのである。おかげで一つ一つのパーツ制作にすっかりチャームされ
てしまい飯を食うのも庭木に水をやるのも忘れてこれらの制作に没頭しているのだ。
本当はこのような文章を書くことさえ憚れる所であるがこの体験を忘れないために
一応記しておくことにした。


その作業の方法というのはなんて事は無い、設計に行き詰まったらスケッチを描き
細かな寸法や角度など気にせずあくまで感じのいい具合に細かく各部分を描いて頭
の中で整理するという作業である。頭の中でしっかりとイメージが決まっていれば
そこから寸法を割り出す事は割り箸を割るように容易く、あとは
パーソナルコンピューターという計算機で計算すれば良いだけのことである。
頭の中のイメージというものは非常に良くできていて微妙な誤差や形の乱れを「な
んだか変だ。」という感覚で自分に教えてくれる。ただしその中は海のように広く
空のように高く大地のようにどこまでも続いていて「どこが変だ?」という事を探
りあてるにはあまりにも広い。そんなときはスケッチの出番でなんだかわからない
ずれをなんだかわからないまま紙の上にのせてゆく。形の狂いやパースペクティブ
の崩れなどは気にせずとにかく描き起こす事が重要で出来上がった不格好なスケッ
チには様々な情報が隠されている。おそらく脳の無意識層に沈殿したヘドロみたい
な蓄積物をショベルカーのようなもので拾い上げ、膨大なヘドロをこし器にかけて
幾ばくかの金の粒を探るようなそういった作業と思う。




21世紀になった現代は合理主義であるから、こんなに紙やインクを消費し人生の尊
い時間を割いてスケッチを描くなど善悪で言ったら悪で、無駄でいて愚かな行為と
も思われるだろう。コンピューターでイメージをドロウしてはそのまま寸法を計算
し、三次元の図面を起こして3Dプリンタを使えばポンと物体は出来上がる。材料の
切り出しはレーザーカットで行い、加工の難しい部分はどこか専門の工場や業者に
発注し、制作者の仕事としてはアイデアを出し資金を集めユニークな企画を実現す
る事である。それが私たちがいる21世紀だ。
余った時間でコーヒーをたしなみ、英会話を習い、週末には気心の知れた仲間とわ
いわい交流する、はたまた大事な恋人と最高の夜を過ごすも良い。

人は私の事を馬鹿なメカ屋だと言うだろう。なんら生産性をもたないお前は、現代
社会においては生きている価値の無い野良犬や雑魚みたいなものだ。それならばせ
めて動物園のパンダのように人の目を楽しませたりショウビジネスの一端を担った
りしたほうが遥かに役に立つと同世代のハイセンスたちは声を大にして言うことだ
ろう。それならば私は社会に向けて、個人の権利において、パーソナルファブリ
ケーションを提唱し作家としての特別な権利を、アーチストとして自分の作品をこ
れこそユニークというものであり、あの手この手の様々な方法で世間の前でプレゼ
ンテーションを行い飯を食う為の日銭を稼ぐのだろう。

作家の純粋な情熱はきれいなデザインやまやかしの論理で語れるほど容易くはな
い。先日参加した、アメリカ生まれのDIY雑誌、「Make: Japan」誌のイベントで
感じた事と併せて考えてみたい。
このイベントは、Make; meeting と呼ばれ、同誌の主催する読者の為の研究発表、
成果発表の場で、
プロやアマチュアを問わず各自研究する分野の成果を営利、非
営利問わず自由に発表することができる作家にとって半年に一度の大舞台である。
自作アンプや手芸、スチームエンヂンやテスラコイルまでありとあらゆる作品が
一同に集まり「作りたいから作った」という素敵な作品群を二日間、オーディエ
ンスに向けて発表する「Make:」という名にふさわしいイベントである。

このイベントの一番に面白いところは作家と作品の「ドラマ」を垣間見ることがで
きるところである。特に営利をあくなく追求しないものづくりは、目的と言えばた
だ単純なる情熱の追求でしかなく、本当に純粋な作家と作品、それだけで彩られた
恋人たちの様な小宇宙を私のような者にもみせてくれるのである。
情熱を注げば注ぐほど作品はきらびやかに輝き、私の眼にはとてもまぶしくて、作
家の情熱だけを受けた、出来上がった作品を前にして私の眼には熱いものが流れ
る。本来こういった物たちは競争や損得を超越し、見る者の感情のトグルスイッチ
をぱちんと入れる力を持っているようで、私のような作品を売って日銭を稼ぐよう
なちんけな者には到底及ばない純粋な美学がそこには存在している。
その純粋な、宝石のように光り輝く情熱を前にして、培った常識や概念などはいと
も簡単に崩れ去り、素敵な作品を前にして私の眼には、胸には、ただただ熱い物が
こみ上げてしまうのである。

21世紀もいくらかたって現代ではもの作りに対する性質が前時代のそれとはいくら
か違って来たように感じる。正直私のこの小便のような、鼻紙にするくらいしか役
に立たないような雑文で世の中に何かを提唱できるとは思わない。
時代はおそろしいほどのスピードで加速しメカ屋や発明屋の領域(テリトリー)は
狭く届かないものになってゆくのだろうか。強大な資本、莫大な人海戦術を前にし
てなんだか素敵な作品達はただのひとときの退屈しのぎといった扱いになってしま
うのだろうか。

この文章は、あの時代は良かった、生きる時代がもっと早ければ自分の発明は、自
分の作品は脚光を浴びただろうなどと懐古する為のものでなければ自分の活動を個
性絶対として社会へ正当化しようと少ない脳みそを搾りに搾ったものでもない。最
も若い心を持ち、日々の制作に楽しく、純粋に、常に自分の作品への衝動に忠実に
いようとしている友人たちへの贈り物にしたいためだけのものである。


「ものづくり」というものは新たに脚光を浴びなければならない気がしている。
メーカーとユーザーの距離が離れてしまっている社会だからこそ、修理の出来ない
ハイテク製品を消費する現代だからこそ、
ものづくりのあり方を問いただす時期が来ているのだと、私は感じている。


最後に、このような稚拙な文章を最後まで読んでいただいた読者の皆様、そしてい
くつかの表現を無断で拝借させていただいた今和次郎先生へ改めてお礼を申し上げ
ます。


2010.12.10 KIMURA




(写真:ナゼか弟たちとlaurenceさん)

最近なぜか来訪者が多い。
作品見に来たり作品と写真取りにきたり。
上の写真はイタリアンデザイナーのLaurenceさん。
いろいろしに日本に来たらしい。
下は今日来たメイドの格好をした
ホトグラファーのjulie wataiさん。
という事で作品出したり入れたりしてるんだけど
てゆーかココで個展すればインじゃね?!
と思った。
KIMURA工場、福生という場所以外はかなり条件満たしてるんだが..。
まあモウチョイ慎重に考えてみる。
来週も別件の取材が入るらしいので作品はそのままに。
ついでにポートレイツとってもらおうと画策している。
イメージは若かりしエジソン。
何はともあれメカは萌えが必要と感じた一日でした。


(写真:Maid has come)

2010年12月14日火曜日


(オムロン昭光スイッチのLEDをネオン管に)

たまった仕事を片付けている。
フットボーイが意外に長引いたので(まだ未完成..)
その他の作業が進まず。
とりあえずAKB買い出し後LEDをネオン管に
変えてみる。
最近ネオン管て見ないですよね..。

2010年12月1日水曜日


(写真:修正後のパーツ)

ひしゃげ部分を修正。
それとクランクを短くしてみた。
部品が若干足りないためハードな運転は
してないがだいぶ乗りやすくなった。
今日の実績:3歩
何となく操作のコツをつかんだ。
後は脚の接地点をつめたりギア比の詰め。
ステアリングもつける予定だったけど
前足でバランスを取らなければならないので
今のところ不可能だなこれは。
ペダルをこぐときにバランスを崩すので
動力入れたらおそらく相当乗りやすくなると
思う。まあそれは別の作品。
とにかく完成を急ぐ..。


(という事でまた仮組み)

2010年11月29日月曜日


(写真;ひしゃげたパーツたち)

各部の補強を行うため一度バラしてみた。
力がかかる部分は結構ゆがみがきている。
これから補強材追加とクランク変更を行う。
ココ最近一日中、録音された深夜ラジオを
聞いている。理由は面白いからというのが
大半なのだけどもipodに入っているミュージック
にすっかり飽きてしまったのと深夜の1:00~3:00
くらいまでのちょうどいいテンションを維持する
狙いもある。脳の奥底を探るには何となくこの時間
帯がベストな気がしていて朝も夜も深夜ラジオを
かけるとちょうどいい。
ミドルティーン時代に聞いていたラジオをおもに
聞いているのだが何となく感覚もその頃に戻って
来ている感があって良いやら悪いやら。
特に大人としての経済活動や社会活動に対する
気持ちがどんどん薄れてしまってちょっとマズい
気もする。早いとここの作品を仕上げないと危険だ。

2010年11月27日土曜日


(写真:フットボーイ仮組み)

問題のペダルシャフトフレームを制作、そしてチェン、
スプロケットなどの伝達部品を実装。
自転車用チェンのためたるみが半端無い。
簡易テンショナを追加し事なきを得る。
スプロケットにはもちろん先日制作したブローチで
キー溝を彫り込む。
しかし一点のみだと多少こころもと無いため三点にしようか。
造形的にまだ手つかずの部分があるがとりあえず
試運転を行ってみた。
が、ムズイ..。
だいたいペダル2回転に対しクランクが半周。
そして反動で落車。歩幅が大きすぎる。
若干クランク幅が大きすぎたかも。
という事でクランク部の見直しに入る。
今日の実績「二歩」。
それと体重がかかると弱い部分にしわ寄せがくる。
前足クランク保持部と後ろ足スライダ部分が早くも変形。要補強。
成功した点はドロップハンドルにした事。
体重をかけやすい形状なのでペダリングに集中できる。
バイクのセパハンはニーグリップが使えるので安定するが自転車は
そうはいかないのだろう。本当に良くできた形状。
そして「感じの良い絵は良い製品になる」とは百瀬氏もよくいったと
関心せずにはいられない。
なんだかこの作品、自転車の練習をしていた幼少期を思い出す。
最初は全然走れないし何度も転んでこんなの乗れるわけないと
泣いた記憶がある。しかし自転車とは不思議なもので
一度コツをつかむと後はどういうわけかすんなり乗れるようになる。
あのスイッチの入り方は一体なんなんだろうか。
この作品も自転車同様そうであってほしい..。
とはいえこちらはちゃんと走るか誰にもわからず。


(写真:自作ドロップハンドル)

そろそろスタンド作りたい。

2010年11月26日金曜日



という事でスケッチをもとに制作。
足が太くなるといきなりKIMURA式に見えてくる。
スケッチのとおりにやるとどうもステアリング周りが
もっさりしてしまうので角度をつけてみた。
そして高さを若干低くしよりレーシーに仕上げる。
このあたり鉄は切ってくっつけるだけだから楽だ。
鉄粉さえ出なければ毎日使いたい素材なんだが..。
だいぶ早そうになった。
スケールは意外に大きくてZ50Jくらい。
ハンドルを前に押し出すと後ろ脚が踏み出され
手前にひくと前足が踏み出される事を確認。
なかなかいい感じ。
これを念頭に置きペダルと駆動部に着手するのだが、
現在シャフト用にあけておいた穴がφ8。
しかし若干心もとないのでこの穴をもとにフレームを
増設しモウチョイ大きいシャフトを使おうと思う。
それとチェンむき出しの危険性を指摘されたので
チェーンガードの取り付けも視野に入れる。
飯も食わなきゃいけないし睡眠も取らなきゃならない
肉体が歯がゆい..。


(写真:ハンドル部ビホー)

2010年11月25日木曜日


(写真:フットボーイ案1 ストレートハンドル)

フットボーイのスタイリングいよいよ大詰め。
もともとエンヂンで作ろうと思っていてレーサー
ばりに速いマシンを想定していたので前傾姿勢になるように
セパレートハンドルを構想していた。
ところがこれが全く自転車スタイルに合わない..。
自転車に関してあんまり詳しくないので調べていると
どうやらバイクで言うセパハンにあたるものが
ドロップハンドルと言われるものらしい。



(写真:フットボーイ案2)

という事でドロップハンにしてみたら
しっくり来た。かなり見た目は早そう。
こういうのを機能美というのだろうな。
不思議な事に本当にしっくりくる。

(写真:フットボーイ案3 おそらくこれに決定)

という事でこの見た目で決定にしてみようと思う。
いよいよ大詰めです。

2010年11月24日水曜日


(写真;MTM06の風景をネット上から勝手に拝借..)

という事でMTM06終了!
今回edge公開走行テスト、フットボーイスタイリングチェック、
キー溝を彫るブローチの実演などを行いました。
相変わらず写真を撮り忘れたので困っていたら
ネット上に感じの良い写真を発見したので勝手にup。
持ち主の方すみませんが貸してください..。
問題のedge減速比、すこぶる快調!
トルクカーブの一番おいしいところを使えている
気がする。操作感も向上しこいつはいいやと
ぶりぶり動かしていると今まで問題なかった部分に
ひずみが出るわ出るわ。
●問題点
ネジのゆるみ
フレームの湾曲
ボデーの溶接剥離
こんなもんでしょうか??

二日間のテストで問題点はかなり浮き彫りになったので
再度改善を行う予定。肝は剛性より力の分散だと思う。
4回目の出場となったMTMだが、このイベントって
プロの作家が忘れがちなものづくりへの純粋さみたいなものを
思い出させてくれるのが一番のウリだと思う。
奇をてらったり小手先のテクニックに頼るのではなく
これが作りたいから作った!という純粋な姿勢。
こういうのはものづくりの人として忘れてはいかんよね。
という事で来年は個展を開催しよう、と思った次第です。

スペシャルサンクス;かまってくれた方々!!!!

2010年11月17日水曜日


(写真:固定振台)

長ものの旋盤。
芯だしセンターが使えずどうしたもんかと
考えていたところ購入時に固定振台もついてきたことを
思い出した。
使ってみたところこいつは便利。
センター穴あけて芯だしセンター取り付けるより簡単!
もっと早く気づくべきだった...。
だいたいの切り出しと加工は終了。
明日から細部加工、溶接に入る。
いよいよ全貌が見えてくると思うとたのしい。
相変わらず疑問が浮かぶとスケッチで考える作業を
行っている。この作業、自分の脳内最深部を
掘り起こしているようでなんだか気持ちがいい。

2010年11月16日火曜日


(写真:フットボーイフレーム部)

フレーム溶接。
いい感じ、ていうか超カッコイイ!
今のところ自動旋盤を行いながら他の作業を平行していたが
これからはチマい作業になるため旋盤に集中する。
MTMには発注の関係上間に合いそうにない..。
まあ様子見てテストができればいいが。
明日全ての切り出しと加工を終わらせられれば
予定どおり。
久しぶりにスチールで作品を作っているけど
ちゃっちゃと作れて楽だなと思った。
近作でハードに制作した作品は「チビ四駆1/1」に
なるのだが(確か..)樹脂と鉄ってコストの差がすごい。
こっちは今のところ材料費数千円であるがあっちは
シリコン、樹脂、その他と計り知れなくかかっていた。
欠点は工場が鉄臭くなるのと風呂に入らなければ
いけない事くらい。
という事で明日も鉄で遊んでみる。

2010年11月13日土曜日


(写真:フットボーイフレーム材料)

実制作開始。
今回人力という事もあり軽量化をはかるべく
φ22.1mmのスチールパイプを選定。(細い単管)
厚みが1.2mmと薄いため溶接に結構気を使う。
そして要所のパーツはφ25mmの無垢棒。
これを旋盤でφ23にして使う。
(ホールソーに合わせたため..)
意外に削り出しが難儀..。
旋盤は自動送りを使用しながら他の加工を平行。
まあ効率は悪くない。
相変わらず考え始めるとぼーっとしてしまうので
無心で加工をこなすようにしている。

2010年11月12日金曜日


(写真:フットボーイ外観)

めっきり寒くなってきた。
とはいえ今年は200Vエヤコンがあるので
快適。人類の英知は全て使うべき!

寒くなると塗装は乾かないし油は固くなるし
けがはするししもやけになるし..。
昨年はだいたい一週間に一度灯油買いに行ってたけど
これから解放されたのはうれしい。
という事で最近の動向。


(写真:解体された電子レンジ)

●温められない電子レンジの制作。
→マイクロウェーブ部品取り外し。
中身初めて見た。これの特許がNASAって
都市伝説ですよね???
改造したらマイクロウェーブ兵器作れるのでは
無いだろうか...。


(写真:解体されたedge)

●Edge改良
→減速比の変更を試みる。初めてこんなにバラしたけど
やっぱものすごいガッツで制作されている..。(自分だけど..)
ちょうどいろんなネジも緩み始めているようなので
このタイミングでバラして良かった。
いくつかバカトルクで締められたネジあり。
ショックドライバで事なきを得る。
次回MTMで生まれ変わった走行を披露する予定。



(写真:製図とスケッチ)

●フットボーイ
→機構、各部レイアウト、寸法がようやく詰まってきた。
ほんと長かった..。さぼってたわけではないのだが
どうもココに到達するまで手が動かなかった。
今回思ったのは製図って手で引いてなんぼだな。
スケッチをしながら機構を考え実寸で製図を引き
パソコンで寸法計算する。というのが自分には合っている
ようだ。現代ではパソコンで全てまかなえる作業だが
自分の脳だとパソコン上ではスケールがつかめないみたい..。
今まで油が付くから工場で紙類を扱うのは躊躇していたけど
ターポリン紙ひけば問題なし。
そういや父もこんな感じで仕事してたなとふと思った。
20世紀も21世紀も人間はかわらない。
やっぱりちゃんと手で絵が描ける事が望ましい。
という事で明日から立体化していく予定。
MTMが11/20から始まる。

間に合うのかー?!

(フットボーイ機構図)

2010年11月6日土曜日


(写真:ドナドナされるPドッグ達)

という事で久しぶりにペーパードッグを制作。
今回いろいろと紙以外の部品を見直してみた。
とくにフロントシャフトを全ネジからパイプに
変更。というのも構造上フロントに重心がかかると
動きが悪くなるのはINUシリーズで実証済み
なので軽量化をはかってみた。
そのため異常に動きが改善!
相変わらず売るのが非常に惜しい出来映え..。
とはいえそういうわけにもいかないので
みんな向こうで元気で暮らすんだよ、と
声をかけておく。
やっぱり作品が手元を離れるときは何となく
切ない感じです。
この感覚ってどうも全ての自分の作品に通じる
ものだなとなんでか思った。
詳しくはよくわからないがきっとこの感覚が
自分の作品には必要っぽい。なんかつかめそうだ
とおもう今日この頃です。


(写真:三台目KIMURAカー 三菱社 U62V)

高知の潮風をもろに受けていたので洗車してみた。
相変わらずシルバーはワックスかけてもよくわからず。
とうとう10万kmオーバーとなったが先日エンヂンを
のせ換えた為エンヂンはほぼ新品。
10年は乗りたいものだ..。
先日「Paper Dog」が何台か売れたので制作開始。
特注カラー受け付けますので一家に一台どうでしょう??

2010年11月4日木曜日


(確か28日4件目の漫技ボーイズR西、ODA at ぽおる)

ということでOTOTO音楽祭行ってきた。
今回のツアーの流れ
○27日夜出発
移動車の中でアンプつないで練習。
まさしく住めば都、意外にスタジオ練習とかわらん。
○28日高知着
まさかの6件ハシゴ。飲むなーみんな。
○29日
グラフィティの駐車場にてレコーディング。
ナイスなナチュラルリバーブ。
全員そろってのスタジオ練習
KIMURA(G,key)、ロビン西(Vo,G)、
ODA(Bass)、村岡さん(G,Vo),川上さん(Dr)
ハイビスカスにて公開リハーサル。
たくさんお集まりいただきありがとうございましたー。
○30 OTOTO音楽祭本番
物販お買い上げいただいた皆様ありがとうございましたー。
○31
香川で温泉と讃岐うどんをいただきつつ帰宅。
以上
ミュージシャンじゃないけどライブって楽しい!
また呼んでくれんかなー...。

スペシャルサンクス : ハマッチ!!!!


2010年10月20日水曜日


(写真:foot boyクランクシャフト)

という事で試作を再開。
今回のキーワードは
●クランクシャフト
●クラッチ
●フライホイール
要は人力である程度のトルクを発生させてフライホイールに充填、
その力を一気にクランクシャフトへ伝達し爆発的なトルクで
一歩踏み出す、というもの。
とりあえずφ12の磨き棒を溶接してみた。
寸法は若干ユルいけどこういう棒をカクっとつなげた造形は
自分好きみたいです。
というより棒を繋げまくったものってどうも昔から好き。
それで木製リンクで動きを見てみる。
多分コレが実寸でいて心臓部になると思われる。
ココに足を追加する予定。
これをもとにもっかいスケッチでつめる。
今回は製図よりスケッチのほうが具合がいいと判断してみる。

スバル360開発部のリーダー百瀬晋六氏の言葉、

「先に絵を描け、感じの良い絵は良い品物になるんだ。」
        百瀬・晋六(1919~1997)



(写真:フットボーイ心臓部)

2010年10月16日土曜日


(写真:yamakawaさんのアトリエ)

ここ一週間くらいヘンテコ機械を作っていた。
一つは山川さんの動く人工呼吸器。
愛知トリエンナーレでの自走機部分を制作。 
久しぶりに人のアトリエに出向いたけど
自分のとこと違う工場って面白い。
アトリエってのはその人の培ってきた
活動が反映されているので興味深い。制作も
意外にうまくいったので安心。
あと自分が思っていた以上に山川さんナイスガイだった。
もう一つはイリュージョン仕事。
ネタバレするので内容は伏せますけど、
15mmのストロークから65mmのストロークを
作った(正確にはまだ出来てないんだけど..)。
動きを拡張するって意外に大変..。
でもまあうまくいきそうなので一安心。
明日かたをつける予定!

それと月末に高知で漫技ボーイズまさかの復活!

OTOTO音楽祭
!

その前日に「ハイビスカス」という居酒屋(?)で
公開リハーサル行います。
近くの人は是非来てください!

↓以下イベント情報です。

名  称:第17回移動高新 ふれあい高新in中土佐 
    「久礼のみなとのhama-yashiki ototo音楽祭」

趣  旨
中土佐町ではこれまで町の活性化として久礼新港で過去2回イベントを開催、このノウハウをいかし、ふれあい高新でも音楽ステージ中心のイベントを展開する。コンセプトは「町の基幹産業である第一次産業や、これまでの鰹之国というイメージを大切に守り育てながら、新しい顧客層開拓と若者が魅力を感じられる、また若者が集い育つ拠点の創造」とし、これにふれあい高新の魅力(報道・紙面展開)をプラスしてイベントを開催する。
※補足:ふれあい高新とは
毎年県内の市町村と協力し、移動編集局を開設、そして当地のニュースを重点的に報道することで地域の再発見を目的としているイベントである。開催期間中はさまざまなイベントや紙面展開で地域を盛り上げる。

日  時:平成22年10月30日(土) 10:00~19:00

場  所:中土佐町久礼新港 特設会場
     (高知県中土佐町久礼字新湊8645 久礼新港)

入場料 :無料 雨天決行、荒天中止

出演者:THE JUKEBOX/THE Rockats/THE BIG FAN LADY/
フォルテッシュアカンパニー/漫技ボーイズ&まさひろくん/宇宙人
swan/ミステルズ/ザ・たこさん/デハラユキノリ&金子ナンペイ/
う~み/城戸けんじろ/リクオ/山口洋

注意事項:出演者、出演時間は変更になる場合があります。
     喫煙場所は所定の場所でお願いします。
     場内にはロッカーなどございません、荷物の管理は各自でお願いします。
     駐車所は会場内の臨時駐車場をご利用ください。
     未成年者、車を運転する方の飲酒は法律で禁止されています。
     また飲酒運転は法律違反ですので、絶対におやめください。
     会場内・外での事故、盗難などは主催者では一切責任を負いません。

問い合わせ:高知新聞企業 事業企画部
      ℡/088-825-4328  e-mail/event@kochi-sk.co.jp

2010年10月11日月曜日


(写真:自作ツール たち)

いろいろツールを自作してみた。
画像左からブローチ、バイススライダ、スロアウェイバイト。
いよいよキー溝を彫るべくブローチを制作。
どうやらスロッターとブローチってのがあって
スロッターは刃が一個だけついていてちょっと
削ってはコンマ何ミリ送りの繰り返しで彫っていくもの。
ブローチは刃がいくつもついていてだんだん刃の高さが
あがっていって一発でキー溝がほれてしまうというもの。

スロッターの方が作るのは容易だがなにせウチには
コンマ何ミリ送る為の機械が無い。普通はフライスや
クロステーブルなんかを使うみたいだけどそいつは
出費きついやという事で、(先日新KIMURAカーが
エンヂンブロー、高額修理のため今年は要節約)
「ブローチ」を作ってみた。

しかしながらどうしてもy軸方向のフライス加工が
必要であったためバイスをがた無く送るジグを制作。
それが写真の「バイススライダ」
↓コレ

(写真:ボール盤にてミーリング)

ボール盤にエンドミルを加えて
手押しで切削。意外に成功。
構造上そんなに精度は高くないと思うけど(±0.5くらいか??)
それ以上の精度を求めるならフライスで。
という事で気にせず。
写真を撮り忘れたのでざっくり図解。


(図解:これがブローチだ!)

ブローチはダイヤモンド砥石のハンドグラインダで成形。
ほんとはNCフライスとかでやるらしい。
アルミでやってみた感じ結構切れる。 
鉄がいければ万々歳であるがこれは焼き入れで
うまい事いけるかも。
今までキー溝加工って
糸鋸で切ってヤスリで仕上げてたから
数時間作業だったけどコレがあれば5分。
ブローチ刃の制作は熟練で何とかなると思う。
留意点は逃げ角とすくい角。まあこれは全ての刃物と同じ。
という事でレビューにもなってないレビューおわり。

2010年10月6日水曜日


(写真:footboy脳内イメージ)

いよいよ新作「フットボーイ」に取りかかっている。
機構実験は済んだしその比率をもとに図面に起こして
CAD化してみるもなんか違う..。
という事でいったん試作制作はおいてもうちょっと
脳内イメージを探る事にした。
何となく手が動かなかった理由がわかったわけだけども
「CAD」ってやつは実世界の寸法や基準、常識といった
リアルを扱う為のものでいて
材料の計算やレイアウトを
考えるのには何とも都合よく出来ているけれど
脳内のへんてこな規格を扱うには若干分が悪い。
よく考えれば当たり前なんだけど要は今ある材料とか
資源、ノウハウで確実に物体にする為のツールであって
これを用いるのが早すぎると脳内のナゾ部を具現化するのに
消化不良を起こしてなんか違ったものになるのではないかと..。
それでなんか違うなーという感覚があったみたい。
脳内へんてこを扱っている割にはあまりにも失敗を恐れて
頭が固くなっていたようです。
閃きを扱う商売は楽しちゃいかんという事。
こんな事を思ったのは珍しく散歩をしてみたから。
いつもと違う景色が見れるもんだ。

2010年9月28日火曜日


(自作プーリープレート)

自走機仕事、
タイア部分ベルト脱落防止のプレートを
取り付けるもベルト接点の摩擦力が足りなかったので
接地面を増やすべくプレートを旋盤にて削り出し。
それでも足りずプレートをタイヤに溶接..
(オイルが封入型なので爆発しないか少々ドキドキ)
あともうトルク!という事でバンコードをVベルトに
変更してみる。
しかしまさかの買い出しミス..。作業は明日に持ち越し。
おそらくVベルトで完成です。
トラブルがあってもなんて事はない。
工場が充実してきた為、知恵を絞ればだいたい何とかなる!
工作たのしー!!

2010年9月26日日曜日


(写真:自作プーリー)

材料が届いたのでプーリー加工。
先日制作した姿バイトと中グリバイトを用いる。
アルミでも意外に大丈夫。
さすがにビビリが若干気になるがバイト自体は
問題なさそう。中グリは刃材が細いため送りを
控えめに加工しなければテーパーになる。
送り装置を用いて丁寧に加工してやればこの通り鏡面。
この調子でキー溝スロッターもいきたいところ。

ちょうど植木屋さんに遭遇したのでバイト焼き入れ方
を教わる。
SK4の焼き入れは850度。色にすると赤とオレンジの
中間。そしてすかさず水に投入するのが
コツらしい。焼き戻しが必要なときは200度。
どうやら先日の焼き入れは水入れの
タイミングをしくってたみたい。再度トライしてみよ。
わからないときは火花試験で炭素含有量を計って
それをもとに焼き入れ温度を決定しなさいと
図を描いてくれた。
ていうかこの植木屋さん、ほんと材料に詳しい..。
日本は資源が乏しいというけれど、
「人材」という資源があるじゃないか。
高度成長期を生きてきた方々は本当にすごい。
それを経て便利な世に中になったけれども
伝承しなければならない技術やスピリッツは
まだまだあるはず。

この豊かさにあぐらをかいちゃいけない。

技術は新興国に抜かれつつあるというけど
それ以前に抜かれてるのはスピリッツではないか?
そしてそれこそが日本を世界に押し進めた
「国益」だったのではないのか?
なにか20世紀に忘れてきてるだろ、日本人!

植木屋さん、勉強になりました!!


(写真:植木屋さんによる火花メモ)

2010年9月25日土曜日


(写真:極小径用中グリバイト)

久しぶりに鉄をあれこれ。
先日研いだバイトだと内径φ10はないと厳しいので
より小径用のバイトを制作。
というのも今のところノスドリルφ8しか
持っていないため先日のバイトでは難しいからだ。
ホルダーはS45Cミガキ、刃にはドリルロッドSK4を
チョイス。メケンで制作したが意外に使える。
内径φ7までいけるようになった。
現時点でアルミは楽勝だが真鍮で刃先が丸くなる。
おそらく焼き入れに失敗している。
焼き入れ方は隣の植木屋さんに教わるとして。
次はこれらの材料でスロアウェイバイトを制作予定。
何せ買うと¥3,000。作れば¥150くらい。
それにウチの旋盤があまりにもオモチャであるためそれに
見合ったバイトを制作する必要がある。

ていうか普段の作業、材質に合わせた道具を作るのが
おそらくベスト。
ついでにx軸自動送りを制作。これで安定した切削面が
作れる。
道具は可能な限り作る。ないものは工夫して作る。
ちょっとこれを実践してみようと思います。

(写真:ks-200自動送り装置)

(意外によく切れる。がんばれば鏡面もいけるのでは..)

2010年9月22日水曜日


(新品プラグとメルトプラグ)

なんか車が不調と思ったらスパークプラグが
溶け出してる。あちゃーこりゃいかん。
新品交換後No,1ケミカルsuperZOILを念のため
投入(450ml:¥10,000!!)。
しかしながらどうもバルブあたりからカチカチ。
しばらく様子を見てみる。トホホ..。

2010年9月21日火曜日


(写真:姿バイトと中グリバイト)

連休の影響で材料届かず。
という事で作業も若干遅れ気味..。
今回プーリーを自作する予定があるため
姿バイトと小径用中グリバイトを制作。
意外にきれいに加工できた。
実験はABSであるが実際はアルミで
行う予定。このオモチャ旋盤でうまく削れるんだろか..。
まだ材料が到着しないのでこれから
x軸の自動送り装置を自作する予定。

2010年9月18日土曜日

(自走機パーツ:中央と特殊工具:左)

自走機制作依頼が来たので取りかかる。
今回はキャスター駆動のためうまい事加工した方が
メカ部が目立たなくコストも下がると判断。
とりあえずバラしてみる。
意外にバラしやすくうまくいけば少量部品を
追加するだけで自走機化できそう。
ていうかハンマーキャスターって止めがネジで無く
ゴム締め付けの物もあるみたい..。知らんかった。
がっちり締め付けると溶接がとれたりほかの部分
にダメージがいくのを防止しているようだ。へー。
止め部のナットがかなり狭いところにあったので
特殊工具:薄型スパナ26mm(鉄板を切っただけ)
を制作したけど必要なかったかも..。
という事で明日から実験開始。
納品用peace walker(ot-1)最終調整完了、そして完全梱包。
相変わらず売るのが惜しい出来映えだがしょうがない..。
明日ドナドナします。
かなり頑丈な箱を制作したつもりだが自分で現地に持って
いかないのがえらく心配である。
説明書も果たして通じるんだろか..。
とりあえず果報は寝て待つ。
OT-1R004,お元気で。
グッドラック。

※今日から「ロボットと美術」静岡展開催!!


(OT-1R004最終調整の模様、アディオス)

2010年9月11日土曜日


(写真:OT-1R用長距離ドナドナ箱)

peace walkerが一台売れたので
梱包&最終調整中。
ちょっと遠いところにドナドナ予定の為、
イカツイ箱を制作中。
初めてちゃんと作品箱作っている..。
箱は作品ではないけど一応作品の事を
一番知っているのは作った本人なので
ちゃんとしたものを作ろうと思った。
ついでにこれから作品証(?)も作ろう。プロとして!
ということでモウチョイで完成。
ていうか、私もフランス行きたい..。


2010年9月10日金曜日


(PB社 マイクロ六角とスイスグリップシリーズ8190、クラシックシリーズ190)

最近PB社のドライバーにハマっている。
今までベッセル社のドライバを使用していて
普通に満足していたわけです。
半年くらい前に工具棚の奥底に眠っていた
PB社190シリーズ#1ドライバを発見し(どこかの倉庫整理
にてゲットしていた)何気なく使用してみた。
今までスイスグリップ8190(ちょっと弾力のあるグリップ)は
使用した事があって今イチピンとこなかったわけだが
クラシックハンドルの190(固い赤いやつ)は初めて。
正直ハンドツールを使っていてこんなに衝撃を
受けた事はなかった。なにせ先端がネジ頭に
磁石でもついているかのように吸い付くのである。
(マグネットドライバーでなくてフィット感)
おそらく普通のドライバーに比べて精度が高く
あたる面積が大きいためと先端の固さが要因。
うわ何これ?!という感じで特に#1というサイズは
なめやすいうえにトルクがかけずらいサイズでもあり
こいつを使うようになった。
それで先日とうとう一番使用頻度の高い#2を導入してみた。
やっぱりすごい!このフィット感!!
高額なのでかなり導入を躊躇していたけどもっと早く
導入しておけば良かったと後悔..。
だいたい一本1500〜3000円という価格帯だけど絶対その価値は
ある。何より使っていて気持ちがいいしこれだけネジに
ぴたっとくると自分の腕が上がったような気がしてきて
本当に工作がたのしくなる。
一番定評のあるマイナスドライバーも使ってみたいけど
ウチじゃあんまり使わないんだよな..。
まわしものじゃないけど全てのクラフター、エンジニヤ、ワーカー
におすすめの一品です。
だまされたと思って使ってみて!

2010年9月7日火曜日


(太平洋空軍バンド a.k.a Pacific Trends2010と福生市長)

先日の福生市役所ギグ、恒例のFSフェス2デイズと
今年は太平洋空軍バンドをみる機会が多かった。
結構いろんなバンドを見てきたけど
「グルーヴ」という点においては今まで見た中では
トップクラスを誇るバンドであり日本にいるバンド
では有数のバンドなのではないかと勝手に思っている。
今日FSフェスの際に録音していた音源で自分用
オリジナルCDを作るべく編集していたとき感じたこと。
主にこのバンドのプレイする曲はコピーを中心とした
「ロック」、「ポップス」である。
ありとあらゆるUSAヒットソングをセットリストに
盛り込みそのうえ日本のヒットソングをチョイスする
という手法でオーディエンスを虜にさせてゆくスタイルを
定石としている。
彼らの演奏を見ているとロックやポップスはアメリカの
民族音楽と認識すべきと感じずにはいられない。

USAという国は歴史が浅い。しかしその短い歴史の中で
これほどの超大国化した背景は歴史の作り方がうまかった
のではないか、という考えが浮かぶ。
なにせ国営事業である「空軍」がサブカルチャーや
反骨精神を含んだ音楽を完全に認めているのである。
いつの頃か聞き始めたAFN(横田基地発信のAMラジオ
Air Force Radio)、真っ昼間からバンヘイレンだのボンジョビ
だのヘビーローテーションさせているラジオは今思うと
相当特殊である。そのうえ深夜番組に至っては
ブルーススプリングスティーンやrage against mahineを
かけはじめるリベラル。
それもアメリカ、これもアメリカと賛成も反対もすべてを
含めてこれが「USA」と胸を張って主張している。

日本のラジオときたら常に流行の先端を追い、当たり障りの
少ない一度聞いたらすぐ忘れてしまう等身大系のものが多い。
正直、日本とUSAとではアイデンティティの重みがまるで違う。
USAは自由の国と言うが常にその背景には国家という柱がつきまとう。
否、USAだけではない欧米、もしくは日本をのぞく国々。
グローバルスタンダードとは言うけれどもその言葉を作ったのは
あくまで欧米である。終戦の日や、原爆の日や
戦争特番が増える夏はこういったことを考えさせられて憂鬱である。
というよりはこういうことを考えなければいけない状態をなんとか
しなければいけないだろう。ちょっとこのままだといかんなにっぽん、
と思った2010夏。
とはいえそんなことは抜きに太平洋空軍バンドのギグはすばらしい
の一言に尽きる。
その「抜き」にというところが芸術的なものの特権でいて役得なのだろう。
そしてそこを作る側としては突き詰めたいということ。
まあそれらも含めてやってみよまい、2010下半期。

ということで太平洋空軍バンド、音源化したので欲しい人あげますよ!
とか言ってみるよ。

2010年9月3日金曜日



(写真:愛車シグナス125D オールペン風景)

ココ数日愛車「シグナス125D」のオールペンを
行っている。以前フロント部だけ塗装して
一年以上放置していたためと、そろそろロック社
2Kウレタン「パナロック」の硬化剤が腐りそう
だったため、最近塗装を必要とする作業、ワーク
が増えてきたためここいらでそれに対する認識を
アップするためである(というのはほとんど
言い訳で大半は自分の趣味によるもの...)。
まったくもってライトなノリで始めたこの作業、
えらく重労働であった。
思い立った10分後にバラし始め、全てのカウル
を解放したときに「あれ、こんなに部品あんの??」
と若干面倒の虫が発生。そして前回塗った塗料と
今回のパナロック(もしくはパナシンナー)との
相性問題、塗装全剥離を試みて剥離剤を投入するも
プラスチックを溶かしジャガイモ状態に(説明書読みましょう)、
ジャガイモへポリパテ投入、まさかのフル面出し...。
となんだかえらく効率の悪い行程となってしまった。
結局1週間くらいかかってようやく塗り終えた。
ケミカルを扱う場合、下地と旧塗膜はもう少し慎重に
吟味した方が良い。
そして今回一番焦ったのは下の画像の水ぼうそう。
最近行ったワークで多少気泡が出ていたためそれの
実験の意味合いもあったのだが、えらくでかい水ぶくれ
があちこちに..。
考えられる理由
●厚塗り
あつく塗りすぎて溶剤が抜けきる前に表面が乾燥。
そして固まった表面を突き破る。
●水分
圧縮空気に水分が混入。それが塗料とはじかれ
上面に発生する。

以上が考えられる原因であるが何となくコツはつかんだ気がする。
どうやら普段シンナーの希釈が不十分、そしてそれによる厚塗り
によりこの現象が起きていたよう。
薄いミストを何度も手早く吹き重ね、吹いたミストで塗膜上のミスト
を溶かしていく感じ。シンナーは10:6くらい(モウチョイ多くても良いかも)。
あとはいくら室内とはいえ夏用シンナーの用意も必要かも。
水分に関してはマメに水を抜き高級フィルターをつけるのが良いかも。
以上が今回のレビューだがこれに関してはモウチョイ経験が必要だな。
ちょっとほかの会社の見学にいってみよかな..。

あとついでにエヤコンを修理。
かなり冷えるようになった!
という事で明日から工場片付けといよいよフットボーイ制作開始!!

「快適な工場は作業を2倍進める。」
           KIMURA (1981~ )


(この水ぼうそうは一体何か?!)


(ついでにエアコン修理:どうやらマイコン故障→モーターをバイパス配線)